看護師は、看護学校などを卒業して十分な知識を身につけていることでしょう。
しかし、それだけでは完璧な看護師とは言えません。
日々、職場の中で色々な成功や失敗を重ねて、成長していくものです。
特に病院内のICUといったような科での仕事は一つのミスが致命的になる可能性もあるので常に注意が必要です。
万が一、患者の命を脅かすようなミスが発生すると、大きな問題となってしまいます。
当然、そのようなミスをすれば周囲からの信用も落ちますし、職場を去るという事態も考えられます。
効率良く成長する為には、何気なく仕事をするのではなく、自分なりのテーマを意識して動く必要があります。
例えば、患者に安心感を与える会話を心掛けるとか、検査のスピードを改善するなどです。
一番分かりやすいのが、職場内で効率良く動いている人を観察することです。
どのように動けば効率的に仕事を終わらせられるかという部分は、教科書には載っていません。
見て学べば分かりやすいですし、患者がどのような行為で満足しているか確かめるのは大切です。
患者や同僚に認められるような仕事をすれば、職場での立場も優位になってくるでしょう。
その他だと、基礎を見直すことも成長に繋がります。
もう一度教科書などを見直すことで、より良い看護師になれるのです。
試験に合格して看護師になったと言っても、教科書の全ての内容を把握しているとは限りません。
基本的な部分が抜けているとミスが発生しやすいですし、臨機応変な対応ができなくなるかもしれません。
そういったことのためにも、もう一度学んだことの復習をするのは、無駄ではありません。